今日の小説は
今夜、世界からこの恋が消えても
一条 岬 著
です
あらすじは
とある事から嘘の告白をした
主人公神谷 透が
才色兼備な日野 真織と付き合うことになった話
ただし真織からは
付き合う条件を3つ出された…
そんな高校生の爽やかでキュンキュンする
ラブストーリー
なんかではなく
恋愛
友情
家族
について考える話ストーリーは
神谷 透
日野 真織
の2人の目線に加えて真織の親友である
綿矢 泉
の目線からも書かれている3人の目線で書かれると時々混乱する事があるのだが
性格もはっきり違うため
切り替えがしやすい
またこの話には
記憶
というキーワードを切り捨てることが出来ないその日の出来事
喜怒哀楽の感情
を留めて置けなかったら幸せなのだろうか?
たまに
記憶を失いたいと思うことがある
私の話をすると
超瞬間記憶喪失
になることがあるつまり5分前くらいの行動を忘れるのだ
それによって
職場にカバンを置いたまま帰宅してしまったり
朝、ゴミ出しをしようとまとめて置いたゴミを玄関を出た瞬間忘れ、自宅の階段を降りきった瞬間に思い出す
など
うっかりをする
しかし
患者さんの顔、処方内容、会話の内容は
忘れないし
その人に対してどのように対応したら良いのかも
ほとんどインプットしている
なんなら隣で他の人が服薬指導している話も覚えている
過去に言われて傷付いた言動も忘れない
楽しい記憶も忘れない
可能ならば
歳を重ねても
忘れたくないことを記憶に留め
忘れたいことは
心の隅っこに
ちっちゃく圧縮されたらいいな
きっとワガママな願いだろうと思う
最後まで読むと
またもや
涙腺崩壊
涙脆いのはあるが
涙活を最近できていて
以前より
今の方が本当は
辛いことが多いけど
何とか乗り切っている
さらに私が楽しく頑張れるのは
近くにいてくれる友達のおかげだと思う
その大事な人たちを
私も大切にして
私の記憶をそういった幸せでいっぱいにしたいと思う